雨戸の凹みについて

雨戸とはなんでしょうか。

 

ネット上にもいろいろ定義がありますが、簡単に言ってしまえば、窓とか戸を守るために、その外側に立てる戸のことです。

金属が多いですが、古い家ですと木造のものなんかもあるかと思います。

主な役割としては、雨風からの防御、防犯、目隠しなどになります。

最近はシャッターを設けている家も多いですが、まだまだ雨戸も需要があります。

 

※杉田塗装の特徴でもある、雨戸の自社工房仕上げは、他所には中々ないユニークなサービスで、非常に好評です。

 

さて、これより金属の雨戸の凹みについてお話します。

雨戸、およびシャッターは、波型の金属でできています。

雨戸の1枚1枚は、こんな感じです。

 

とある一枚をアップします。

塗装前の写真です。水洗いは済んでいます。

別段、何の変哲もない雨戸の表側です。

特に何も問題あるようには見えません。

 

・・・ところが!

おわかりいただけるでしょうか。

小さな凹みの三連星が浮かび上がってます。

これ、実は時系列が逆で、洗い終わった直後の同じ角度からの写真です。

要は、まだ濡れている状態です。(乾くと最初の写真のように凹みはほとんど見えなくなります)

 

濡れている状態と乾いている状態でキズや凹みの見え方が全然違ってしまいます。

違いは何かというと

光沢(ツヤ)

です。

光沢が、凹凸を浮かび上がらせます。

これは水で濡らして起きている現象ですが、当然、ツヤあり塗料で塗装しても同じような現象が起こります。

 

雨戸の特性上、ボールとか、雹(ヒョウ)とかが当たったり、強風で何か飛んできたものが当たったりするのが、主な凹みの原因です。

普段気付かないですが、塗装工事(水洗い、ツヤあり塗装)をしてからわかることもたまにございます。

 

 

ツヤがない状態しか見ていないと、たとえ何十年と住まわれた方でも自分の家の凹みは気付けないことが多々あります。

塗装前の凹みは、杉田塗装でも極力チェックするのですが、このように隠れた凹みというものが存在する場合がございます。

そのうえで、直せるものは直しますが、塗装工事の範疇では直せないものもある、ということをご理解いただきたく思います。

 

当然ですが、わざとお客様の家や物品に傷をつけるようなことは、常識的な塗装屋や住宅に関わる業者なら絶対やりません。