諸事情により、しばらく療養で戦線離脱をしており、ブログの更新もなかなかできませんでしたが、ようやく復帰できた事務担当です。
気にかけてくださった関係者、お客様の皆さまに、この場を借りてお礼申し上げます。
(意外と同じ治療で苦しんだ仲間がいてビックリ)
2月ももう最終日。
梅も開花し(加須市内某所調べ)だんだんと暖かくなりそうな気配です。
ですが、春一番の予報。
強風も、塗装工事における天敵なのです。
まず、ホコリが舞います。
いくらメッシュシートで囲ってあるとはいえ、ホコリやゴミや枯れ葉とか、ペンキ塗りたてにくっついてしまったら・・・悲しいです。
また、塗料の飛沫が飛んでいく恐れがあります。
ミスト状になった顔料が、隣家の壁や洗濯物などにくっついてしまったら・・・かなりまずいです。
特に黒塗りのベンツだとか高級外車に振りかかってしまったら・・・怖いです。
※これ、実はお隣が先に塗り替え工事したときに、ときどき見かけます。特に霧除けの上部。普段目につかない部分だから黙ってるという、ずるい職人もいるということでしょうか。
そして、足場の問題。
メッシュシートを張っているというのは、ヨットの帆を張るのと同じようなものです。
風力による運動エネルギーが、思いっきり足場にかかるわけです。
いくら何十本という支柱でガッチリ骨組みがしてあっても、自然の力には時に負けてしまいます。
私の聞いたひどいパターンですと、数十センチも足場全体がずれたこともあるそうです。
もちろん、全国で見れば足場の倒壊事故なども大小色々な事例あるのではないでしょうか。
というわけで、当社では、強風の危険を感じた場合、メッシュシートを一時的に外したり、絞って支柱に縛り付けるなどの対策をすることもございます。
危ないですし、品質の点から、作業するかどうかも天候と検討して判断します。
外仕事というのは、とかく天候との戦いです。
自然の脅威に立ち向かっても負けてしまいますので、なんとかやり過ごし、無事に作業できることが何よりです。
事故とか、病気とか、リスクはできるだけないほうが人生楽しく過ごせるというものです。
塗装工事も、よくよく考えれば、屋根や壁の劣化という住まいのダメージのリスクを回避するためのものですね。