カラーシミュレーションの作成要望が溜まってしまっていたので、本日はPCでずっとデータ作りに没頭しているIT担当です。
杉田塗装の施工事例にもピックアップさせていただいている、目地と凸部のダブルトーン仕上げですが、この良さを知ってもらうのに何かいい方法はないかと考えておりました。
とか、
とか。(もっといっぱいありますが)
実際にダブルトーン仕上げを見てご依頼をいただいたお客様もいらっしゃいます。
ダイヤモンドコートブリックシステムもそうですね。
どれも非常に見栄えがよく、単色塗りよりは若干コストがかかりますが、それでも非常にリーズナブルに高級感を演出いたします。
この良さをお客様に知って頂くには、実際に実物を見ていただくのがいいのですが、問題点がいくつか。
- お客様のサイディングによって外壁の模様が全然違う
- かといって、そのボードを切り分けてもらうことなどできない
- 全く同じサイディングを取り寄せるのも時間がかかるし、コストもかかるし、そもそも廃盤も多い
- 実際にお客様の家の目立たぬところにテスト塗りは可能だが、時間がかかる
- 杉田塗装で実際にやったお宅の訪問ツアーを実施もできるが、お客様とてそんなに暇ではない方が多いし、外壁の模様も同じとは限らない(時間に余裕のあるかたはエスコートいたします)
困りました。何かいい方法は…
…こんな時こそカラーシミュレーションだ!
幸い、当社はカラーエクスプレスというシミュレーションソフトがあります!
これをうまく領域分けすれば…
というわけで、早速データ作り&色選び。
とあるお客様の壁写真からテストパターンを作成いたしました。(上部は既存色です)
あえて目立つ色で作らせていただきましたが、いかがでしょうか。
仮に日本塗料工業会の2019年K版塗料用標準色だけでやったとしても、654色×654色=427,716パターン作ることができます。
写真は近似色の濃淡で作っておりますが、
こんなのもできます。
(組合せ自体では、生理的に絶対無理な配色も多々ありますが)
当然ですが、従来通りPCやiPadで試すことができますので、外壁塗装をダブルトーンでお考えに方には、かなりの参考になるかと。
…まあ、テスト塗りにはかないませんが。(光沢とか再現できないのが難点)