杉田塗装があるのは加須市の大桑地区ですが、そこから南隣で接しているのが水深地区です。
旧来、大桑小学校と水深小学校は、加須東中学校で一緒に学び(平成中開校前まで)、花崎駅を中心に学区的にも経済的にも親交が深い地区であります。
(妙なライバル意識もあったりして? 立地的に青毛堀川を挟んでるから分かり易い)
平成31年3月23日、縁がありまして、水深小学校のお父さん方が組織する「親児の会」(おやじのかい)が主催するボランティア塗装にゲスト参加してきました。
当初、塗料提供の予定だけだったのですが、塗料提供→道具も→人材派遣(筆者)→指導する人も→代表の杉田も参加。
なんか話がどんどん膨らんでます。
塗装したのは時間的な制約もあり、投球板、リヤカー、逆上がりの補助器具の3点。木部が大半で、一部金属等あり。
全て、日本ペイントのファインパーフェクトトップで塗らせていただきました。
木部用下塗りを杉田がお手本。
プロのスキルに全員が驚いておりました。スピードと均一さが素人とは全然違います。
塗装技能士1級(銀賞)の腕は伊達じゃない。
親児の会の方も、水深小学校の先生方も、刷毛やローラーで下塗りを入れていきます。リヤカー修繕部隊と並行して和気あいあいと作業を進めていきます。
鉄棒の逆上がり補助器具も、しっかりとケレンしてから下塗り→上塗り。
原色系で、赤(ニュータフレッド)、黄(エコロエロー)、青(シャニンブルー)とカラフルです。
リヤカーの修繕も、大工さんがしっかり寸法を取り直して成形。元々型枠だった木材を再利用です。
黒で塗装して取り付け。フレームは屋根用塗料のメタリック感のあるシルバーで塗ってあります。
おかげで新品のようになりました。(リヤカー用タイヤは本当に新品だそうで。近くのホームセンターで売ってるのにびっくり)
投球版も濃い緑色で仕上げです。
野球用のストライクゾーンと、サッカーゴールを白ラインで仕上げました。
ここで練習して、甲子園に出たり、Jリーグで活躍するような子供たちが出たらいいな、と思います。
(なおすぐ近くの花咲徳栄高校に進学して甲子園で優勝した水深小学校卒業生がおります。彼がこの投球板で練習していたかどうかは…あとで聞いてみます。)
大きなトラブルもなく、無事完了。
(誰かが洗浄時にシンナーこぼして浴びたぐらい?)
皆様お疲れ様でした。
別業種の職人の方も複数いらっしゃいまして、それぞれ得意分野に強いのが、地域ボランティアの良さです。
こうして塗装という作業を色んな方に体験してもらうのも、また一興であります。
ぜひ、水深小学校の子供たちに有意義に使ってもらえればと思います。(壊さないようにね~)
後日撮影。
もう容赦なく使われてました。(足あとクッキリ)