先日の出来事です。
大工さんが軒天貼ってから杉田塗装が塗装工事する予定の現場より。
「軒天まで30cm届かないところがあるから、足場追加してほしいです」
という依頼がありました。
たまたま足場職人が近くにいたので、すぐに対応してくれました。
足場の上は安全第一、無理してケガしたり重大災害になってしまうと本末転倒ですので、安全に関しては(筆者が知る限りの職人は)最優先して行動しております。
時代に合わせて、杉田塗装はフルハーネス型安全帯の特別教育を8月に受講予定です。
(前回受けてない者のみ)
…前回は2月だったですね。
なかなか調整できず、半年ぶりになってしまいました。
建設埼玉の皆様、よろしくお願いいたします。
さて、今回は大工さんが軒天貼り替え作業で届かないというパターンでしたが、塗装職人でも同様のことがあります。
そこで、塗装職人に有利な体型とはどんなものだろうかと考えてみました。
塗装職人ではない人間の独断と偏見が大いに入っておりますがご容赦願います。
(全国の塗装職人様、すみません。イメージで執筆してます)
まず軒天とか天井とかを塗るのには、背の高いほうが有利に思えます。
先の例では、身長が30cm高ければ届いたわけで。(そんなこと言ったら身長2m越えとかになっちゃいますが)
しかし、塗装工事は狭いところをやることも多いです。
高さは極端な話、脚立や踏み台、はしご、ローリングタワー等で補えることもあります。(一部、安全性無視発言がございますがご了承ください)
ウッドデッキの下だったり、鉄骨階段の裏側だったり、内装なんかでは延々としゃがんで作業することもあるかと思います。
足らない部分は長柄の刷毛だったり、道具でカバーできるものがあるので、小柄な方のほうがかすかに有利?
シチュエーションに応じて有利不利があるといったところかと思います。
腕っぷしは、あっても困ることはないと考えます。
足場を登る際、ハシゴを登る際、塗料の入った一斗缶を持つ力、高圧洗浄機を車に積む力など、腕力も結構使います。
ですが、塗装の際には繊細なタッチを必要とすることもあり、器用さも要求されます。(むしろこっちが大事か?)
また、どうしても動かせないもの(給湯器とか物置とか)の裏の外壁を塗るときに、腕が太いと入らないことも考えられます。
ゴリマッチョな腕っぷしになってしまうのも考え物かもしれません。
体重は、どう考えても身軽なほうが有利かと思います。
(ウチの職人から、お前が言うなという声が聞こえてきそうです)
スタミナはあって困るものではありません。
ですが、頑張りすぎて熱中症とかにかかってしまってはいけません。
しっかりと休憩時間を取り、補給を行い、オンオフを切り替えられることが大事です。
頭脳に関しては、作業の先を見る能力、視野があったほうが良いかと思います。
基本は押さえて、でも効率よく作業するための向上心を持つものが職人だと聞きました。(杉田代表より)
作業員と職人の違いについては、また後日。(スピードについて)
と、ここまで非常に適当ではございますが考察してみました。
なんでもできるのは理想ですが、どんな職種の職人にも、得手不得手はあると思います。人間ですから。
それを補うために複数人での作業体制があり、大きく言えば、会社というものもそのために存在するのです。
経営者のこうしたいという考えに賛同して、有志が集まり法人として組成するのが会社であり、互いに足らない能力を補い、優れた部分を提供、いわば「売り」として、会社は成り立つと考えております。
(というか、そうじゃなきゃ就職しないし採用しないし。あくまで一般論ですが)
なんか話が飛躍してしまいましたので戻します。
結論
「外壁塗装、屋根塗装に関しては身軽が有利(だと思う)」
としておきます。身長はどちらにしろ有利不利ありで。
やっぱり高所作業であることや、傾斜部、屋根の上などを動きやすい人のほうが塗装作業が効率良くできるのではと思います。
ここまで書いておいてですが、建築塗装・特に住宅塗装の場合で考えております。
別途、木工塗装や金属塗装、噴霧塗装、鋼橋塗装については、また違った要素があるかと思います。
ツッコミ所が多々あるかと思いますが、建築塗装会社の事務方の戯言だと思って笑い飛ばしていただければと思います。
別件
本日、お客様から差し入れ頂きました。
フルーツゼリーだそうです。
冷蔵庫で冷やして、みんなで分けていただきます。
頂いた際にちらっと、体格の話になりまして、そこから発想が巡ってこんな記事になりました。
全国の巨漢の皆様、自分が牛丼並盛、一緒に行った(自分より小柄な)人が大盛や特盛を注文したら、自分のほうに大きいのが来てしまうのは、テンプレート、お約束、致し方のない事です。
(ラーメンとチャーシューメンでも同様の現象が75%以上の確率で起こります。筆者体験より)