気が付けば12月も下旬となり、皆様、公私ともに超大忙しではないでしょうか。
杉田塗装も年末の納期に向けて、いよいよ大詰めです。
(執筆時、12月21日です)
現場もそうですが、雨戸の吹付塗装も、社内ブースでガンガンこなしております。
水洗いして、サッシから外して、地上に下ろして、トラックに積んで、杉田塗装まで持ってきて、サンドペーパーで目荒らしして、吹付の準備をして(塗料、コンプレッサー、吹付ブース、排気など)、外枠(アルミ部分)にマスキングテープ貼りをして、吹き付けて、乾かして、もう一回吹き付けて、乾かして、マスキングテープをはがして、現場に持っていき、足場の隙間を通してサッシに戻し、ドライバーで取り付ける。
主なルーティーンですが、言葉にすると面倒ですね。
これにキズの補修や戸車の交換だったり微調整が加わると、中々大変。杉田塗装で手に負えないものは、サッシ屋さんや板金屋さんの出番だったりします。
というわけで、雨戸ラッシュ。
なかなかの枚数。(でも1件分だったはず。結構多め)
ある程度件数まとめてやったほうが効率はいいのですが、1件当たりの枚数はお客様によって違いがあるため、ありすぎると大変です。
吹付にもコツがあり、どうしてもスプレー状に塗料を飛ばすと、中央部分が濃くなるため、帯状に吹き付けて行って、ある程度塗り重ね(吹付範囲の約3分の1ぐらい)するのが基本です。
こうすることで塗りムラを極力減らします。(過去の建築施工管理2級試験にもこの問題ありました。受ける方、要チェックです)
雨戸も断熱タイプのものや、波型のもの、木製、色々ありますが、やはり外壁と同じくお手入れは大事です。
外壁と同じく、朽ちるし、錆びるし、反ったり、レールの上を走らせてもガタガタしたり重かったり。
お客様の環境によっては、戸袋に入ったまま箱入り娘な雨戸もあったりします。
雨戸も外壁の一部です。
皆様も年末の大掃除の際に、一度ご確認してみるのもよいのではないでしょうか。
洗うだけでも結構印象が変わりますよ。
(もちろん、きれいに塗装するのがよいですが、プロじゃないと環境づくりから道具から技術から結構厳しいです。)