株式会社ダイフレックスのダイヤスーパーセランフレックスで加須市の店舗兼住宅のアパートを塗装しました!
杉田塗装の施工事例では初登場となる、株式会社ダイフレックスのダイヤスーパーセランフレックス。
ALCパネルへの塗装には、塗膜のふくれや剥離などの可能性を検討しなくてはなりません。
・柔軟性と透湿性を兼ね備えつつ、長期にわたり性能が保持されること
・1階には店舗が複数あり、飲食店・美容室・整体と、お客様の出入りも多く、においについてはなるべく少ないほうがいい。
・ALC用の仕様が公式で組まれていて、専用の下塗り塗料がある
などの条件から、今回はダイヤスーパーセランフレックスを選択しました。
場所は埼玉県加須市にありますリバーハイツという店舗兼アパートです。
無機成分を多く含有しながらも柔軟性と透湿性があるため、オーナー様の希望もあり濃いめの色選定が可能となりました。(熱ぶくれリスクが高まるため、ALCの条件では、普通の塗料の場合あまりお勧めしない色です)
建てられた当初は、塗装前写真よりかなり濃かったそうですが、色褪せがひどく、かなり白っぽくなっておりました。それを甦らせるイメージで選定したのが、日塗工番号22-30Bという、こげ茶に近い濃色です。
結果、ぐっと引き締まったイメージとなりました。
黒に近い色ほど、引き締まるイメージを人間の視覚は持ちます。
(反対に白に近いほど膨らみを感じるそうです。膨張色といいます。服のコーディネートにお役立てください)
施工前写真より。膨れて剥がれると、こんな感じです。
旧塗膜が熱ぶくれで素地との密着性がなくなり、ぺりぺりと…塗装業者から見たら恐怖の写真です。
南面の日に当たる部分で、ALC下地と塗料のミスマッチか、許容範囲を超える高熱や水蒸気が原因となることが多いです。
当然ですが、きっちりお手入れして、塗装いたしました。
ダイヤセラトーシツプラスで下塗りをしっかり入れて、ダイヤスーパーセランフレックスで中塗り・上塗りしております。
サビの出てしまった金属屋根も、錆止めから塗装、ボルトキャップまで取り付けて仕上げました。
屋根塗料は日本ペイントのファイン4Fルーフです。
痛みのある共用の廊下や、各部屋のベランダは防水工事が必要でしたが、無事完了。通路の半分ずつを施工することで、生活には支障が出ないようにいたしました。(それでもお住まいの方にはご迷惑をおかけしました)
杉田塗装は、住宅塗装だけでなく、小規模な集合住宅や店舗も施工いたします。
ご参考になれば幸いです。