羽生市 N様邸 スズカファインのWBアートSi 3色仕上げにて塗装いたしました!
多彩仕上げの塗装技法、各メーカーがしのぎを削っておりますし、最先端をいく施工店も色々勉強しているもようです。
もちろん、わが社、杉田塗装もその中の一社です。
多彩仕上については、色々なメーカーの手法で何通りかの施工はしてまいりましたが、今回はスズカファイン株式会社のWBアートSiの塗料と技法にて仕上げました。
今までの塗装とは風合いが異なる、非常に斬新かつリアルな仕上がりになりました。
まずは施工前。
石積調のサイディングですが、どうしても経年劣化にて色褪せがみられます。
クリヤーを塗っても建てた当初の色は復帰できそうにもなく、単色ではせっかくのデザイン性が失われる恐れがありました。
そのため、WBアートSi 3色塗りをご提案させていただき、快くご了承いただきました。
シーラーとA/B/Cの3色、クリヤーを入れて、5層の塗装にて、外壁が生まれ変わる様子をご覧ください。
下塗り。シーラーを塗りました。
この段階では、お世辞にも変わったとは言えません。
むしろ、凹凸が目立たなくなり、単調になってしまっています。
つづいて、A色を塗装します。
目地と凹部の部分のベースとなる色になります。
(極端な言い方ですが)単色塗りでは、このような仕上がりに近くなってしまいます。
技術がなく、これで諦めてしまう施工店も世の中には多いかと思います。
B色を塗装。
印象が全然違います!
よろしければ、一回上に戻って、塗装前と見比べてください。
アップだけでなく、少し引いた構図で撮影。
正直、これで十分と思う人もいるかと思います。
WBアートSiの2色塗りならば、これにクリヤーを塗って完了ですが、今回は3色塗り。
もう一工程入れる、ゴージャスな仕上げになります。
C色を塗装しました。
さらなる色味と、不規則な模様は、まるで本物の石積みのような風合いを生みます。
エイジング塗装に通じるものもあるでしょうか。経年で出る味わいを感じられます。
(もちろん塗装したてですから、保護力はバッチリです)
仕上げに、WBアートSiクリヤーを塗りました。
黒いツブ入りと天候で、かなり黒っぽく見えますが、ご了承ください。
実際、WBアートSiクリヤーの塗料の中には、極小の着色鱗片状顔料や光安定化剤、紫外線吸収剤などが入っております。
せっかくの多彩模様、長持ちさせたいですよね。
非常に仕上がりが素晴らしいので、大き目に施工事例の記事にさせていただきました。
色々な工法が世の中にはございますが、こういった劣化の進んでしまったデザイン系サイディングボードでも、このように意匠を生まれ変わらせることが可能です。
塗装時期を逃して諦めている方、多彩仕上工法にて今一度お宅を蘇らせるプランを、ぜひご検討ください。
2月18日追伸
全景、アップロードいたしました。
また、メーカーであるスズカファイン株式会社様から取材依頼がかかっております。(協力予定です)
今後の多彩仕上工法の時代の流れ、塗装をお考えのお客様も、業界関係者も、ぜひご注目ください。